World
六つの有と 一つの無
我が手に在りし この世界に 吾は六つの門を置く
炎 風 水 土 闇 光 ――対を成す六つの力
そして時の扉
時の扉は すなわち銀河への門
その扉 開かれたとき 時流は流れ始め
星の時計が 銀河の時を刻みだす
精霊が行き巡る
門をくぐり 銀河を過ぎ行き やがて世界に還り来ぬ
それがすなわち 運命を刻む流れとなる
扉は刻む
幾つもの 星たちの詩
幾千もの 小さな物語を
我等は汝の魂に 『奇跡』と呼ばれる力を賜う
それはすなわち 魂の力
魂の持つ 願いを叶える星の力
『銀河の扉を開きなさい』
『おまえの持つ 心の鍵で』
『願いを叶える奇跡の力 それが魔法と呼ばれる力』
願いを叶えるため
それは汝に与えられているのだから
叶えなさい
自らの力で 未来を
いつか おまえの物語を 時の扉が刻むだろう――
